ROYALDays~1~【完】
あたしと…………。

ひ、日向くんの二人きり?!?!

ちょっとまって!日向くん、今いち
よく分からないの!なんかオーラ違うし!
怖いって言うか…居ずらいんだけど!!

「………ぷっ。百面相が趣味なのか?陽翔は。」

え、?!いきなり名前?!てか、
なんで名前しってん?じゃなくて!
百面相が趣味ってなに?!えーー。
もう、ダメ…。恥ずかしすぎる………。

「ん?どうかしたか?」

色気たっぷりの声。しかも、妖艶に笑う
姿は、本当に王様だなー。

【何もないです!あと、百面相は趣味じゃ
ありませんよ!! 陽翔】

勢いよく見せると、日向くんは
驚いた顔をして…

「なぜ、敬語?」

と訪ねてきた。そんなの…決まってるよー。

【他の人とオーラが違うから!それに、
あまり喋らなくて怖いから……

と書いている途中に思った。
コレ、見せたらヤバイかも…!知れないよね?
急いで隠そうと思ったら

「ふーん、俺ってオーラ違うの?怖い?」

ギクッ………。
どうしよう。もう、あたしのバカっ!!!
見られてるじゃんか!!もー、バカバカバカ!

【ごめんなさい……。 陽翔】

本当にごめんなさいー。うぅ。
あたし…さいやくじゃん!バカ!

「怒ってねーけど…?」

なんですと?!
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