僕の学校生活
美夜君の最初の言葉に
僕は目が点になりました。
「この学校にはな、
イケメン愛好会ってのがあるんだ。」
「い、イケメン愛好会?
なんですか、それ。」
美夜君が説明してくれたのは
だいたいこのようなことでした。
美井戸高校には
イケメン愛好会というのがあって
イケメン好きな女子(時々男子)が
学校内にいるイケメン達の
学校生活を守る
という活動をしてるらしいです。
「僕には理解不能なのですが。」
「俺もだ!」
そう言って美夜君はひとしきり笑うと
いきなり真剣な表情になりました。
「光も被害にあわなきゃいいんだけどな。」
「え?」
それってどういう…?
「わり、俺こっちだから!また明日な♪」
「あ…はい。また明日。」
最後まで聞けませんでした。