僕の学校生活
「で、光は?」
「僕、20秒です。」
「ん、何秒だって?」
美夜君はまばたきすると聞き返してきました。
「20秒…です。」
すると黒崎君が詰め寄ってきました。
「光、勘違いしてないか?100mだぞ?」
「やっぱり僕、遅いですよね。」
「まじかよ!」
信じられないとでも言いたげな美夜君。
僕、今ちょっと傷ついてます。
「やっぱり女みてーだな。」
「黒崎くん、僕結構気にしてるんですよ。」
傷口をえぐられた気がします。
すると美夜君が言いました。
「そんな女の子な光にぴったりの競技は!だだだだだだ…だん!」