僕の学校生活
「俺の名前は西山美夜(みや)、
みやって呼んでくれや!
俺もお前の事、光って呼ぶからな」
「はい。ありがとうございます。」
僕は今まで
友達という友達はいませんでした。
名前を呼びあうこともなく、
1日を学校で過ごして家に帰る。
それが普通だったんです。
だから声をかけてくれたのは
そして、
名前を呼んでくれたのは
とても新鮮で、
とても嬉しかったです。
でも僕は慣れていません。
「……み、…み、み、みや君。」
「ハハハ!
ま、君付けでもいーや!よろしくな♪」
「はい、よろしくお願いします!」
なんか楽しくなりそうな予感がしました。