いつかすべてを忘れても、きみだけはずっと消えないで。
私から離れていったりするのかな。
そう思うと、怖くなった。
胸が張り裂けそうなくらい、苦しくなった。
……でも、春斗は言ってくれたよね。
“俺がまた心咲を振り向かせる。
だから心咲は安心して”
“この空にある星の何倍も、心咲を愛してる”
って。
だから私は、信じてみようと思う。
春斗がまた私を振り向かせてくれることを、
ずっと変わらず好きでいてくれることを。
春斗の幸せを願えない私は最低だって
そう分かってるけど、でも。
私は、信じたい。
春斗がくれた言葉を、愛を、約束を。