その花は凛として
プロローグ

卒業式前日

「麻里奈、ありえないよ
今更謝るの?笑わせないで」


3月中旬、明日は卒業式
流石に今まで悪かったと思って謝ったらこの様

親友…親友だと思っていた人に責められている


「じゃあ、どうすればいいの?」

唇が震えてうまく話せない

「死ねば?」

その横にいる、私の好きな人が言う

「エリカにいつも意地悪して、謝っただけで許されると思っているの?」

そう言いながら笑って私の頭にジュースをぶっかけた

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後日、"無事"中学を卒業したました。

何故あんな風になったのか、その後どうしたのかは、辛すぎるから説明はまた別の時にしたい。

4月高校になるから、今はそれについて考えたい。
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