美味しいほっぺにくちづけて。
◆空さんSide
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レコーディング初日。
in東京。
レコーディングは、ひとりひとり普段の雰囲気より違って、良いものを作ろうとゆう気持ちが分かる。
レコーディングの雰囲気って好きだ。
ギターの音、ドラムの音、マイク調整、チューニング。
朝から声を整えて。
気持ちを落ち着かせて。
レコーディングの様子は、年明け四月に発売されるアルバムと一緒に付いてくるメイキングにも載せてあって、俺らにとって待望の初めてのアルバムとなる。
デビューに初アルバムが発売されるって心が震えるほどうれしい。
デビュー前から俺らに付いてきてくれたファンのためにも、俺たちは聴いてくれる人びとのためにも、何かのよりどころになってもらえたら、と思う。
前に向かう、背中を押せる曲を作りたい。
「そっちゃーん、なんか歌声良くなったね?」
「マジ?」
「ウソついてどうすんだっての!」
「何かそっちゃんの中で変わったことでもあんの?」
ドラムのイスに座って、タムタムとバスドラムをリズミカルに鳴らしながら嵐は、ギターを触っていた俺に聞いた。
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レコーディング初日。
in東京。
レコーディングは、ひとりひとり普段の雰囲気より違って、良いものを作ろうとゆう気持ちが分かる。
レコーディングの雰囲気って好きだ。
ギターの音、ドラムの音、マイク調整、チューニング。
朝から声を整えて。
気持ちを落ち着かせて。
レコーディングの様子は、年明け四月に発売されるアルバムと一緒に付いてくるメイキングにも載せてあって、俺らにとって待望の初めてのアルバムとなる。
デビューに初アルバムが発売されるって心が震えるほどうれしい。
デビュー前から俺らに付いてきてくれたファンのためにも、俺たちは聴いてくれる人びとのためにも、何かのよりどころになってもらえたら、と思う。
前に向かう、背中を押せる曲を作りたい。
「そっちゃーん、なんか歌声良くなったね?」
「マジ?」
「ウソついてどうすんだっての!」
「何かそっちゃんの中で変わったことでもあんの?」
ドラムのイスに座って、タムタムとバスドラムをリズミカルに鳴らしながら嵐は、ギターを触っていた俺に聞いた。