美味しいほっぺにくちづけて。
「お互いが支えてるか・・・はは、そうだといいな。」





銀河の一言に本当にそうだといいなと思う。


男として、小海をもちろん支えたいって思ってる。けれど、俺もあいつに支えられてるのは、本当のことだ。


これから離れてしまう俺たちだけど、あいつを想う俺の気持ちは嘘じゃない。




「行って来いよ。」




「おう、先寝てていいから。」




「わかってるよ。ゆっくり電話して来い。」




銀河にそうゆうと、俺はホテルの外に出た。



なんだか、歩きながら電話したい気分だったから。




「うわっ!寒っ!!」




外は思ったより寒い。早く、電話して速めに部屋に戻るかな・・・・



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