美味しいほっぺにくちづけて。
俺たちは踊ることも出来ないし、アクロバットだって出来ない。


数あるミュージシャンの一つのグループかもしれない。



でも、俺たちは自分たちに誇りと自信をもとう。



自信なんて、そんなのなかった。でも今は、こんな俺でもいいんじゃない?って思う自分がいる。



これから始まっていく俺たちのストーリー。



ストーリーなんて、歯がゆいな(笑)



何が起こるかなんて誰もわからない。くもりの日もあれば、晴れる日もあるだろうな。


でも、どんな日だって、迷わずに挑んで行きたい。



ぶれない気持ちがある今、高鳴る気持ちがある今、希望がある今、前を向いて歩いて行く。







「そろそろ、本番の時間だそ、空〜〜!!!」




「そっちゃん置いてくよー!」




「早く行こうぜ、空。」




お前らがいれば、俺は前を向いて行けるだろう。



「おう!!!」






俺たちは、ステージ上に向かった。






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