美味しいほっぺにくちづけて。
美玲が、ふと聴くと、和樹はすかさずそんな事を言う。




「美玲おまえだって、いないじゃねーかよ。」




「そうだけど、和樹には言われたくないなぁ!!」





二人は、あーだこーだ言い合ってる。



なんだか、この二人仲良いよね。




「うみ、何笑ってんだよ!」




「え、笑ってないよ!」




私は、笑ってないと思ってけど、笑ってたらしく和樹におちょくられる。




「二人仲良いなぁ〜って思ってさ。」




「「良くないし!!」」




今度は、美玲も和樹と声が重なった。



キリっと二人に見つめられて、思わず目をそらした。



< 194 / 231 >

この作品をシェア

pagetop