美味しいほっぺにくちづけて。
「俺も行くよ。」




「え、和樹も行ってくれるの?」




面倒くさがりの和樹もついて来てくれるとは思わなくて、美玲と笑ってしまった。




「笑うなよ。夜に、女二人って危ないだろうが。」





和樹、なんだよ〜優しいじゃないの。




美玲とまたもや顔を見合わせると、また思わず笑ってしまう。




「こうなったら、みんなで行こっ!」





「行こ行こっ!!」




和樹は、私たちが笑ってるからおもしろくないらしく、ちょっと不機嫌になった。




私たち三人は、凛ちゃんの元へ出かけることに。


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