美味しいほっぺにくちづけて。
「こっちは、必死で保ってるのに、そんな事言うなよぉ。」




「え?」




空さんは眠そうにムクっと上半身だけ起きがった。





「止まんなくなったら困るし・・・・」





いくら私でも、言葉の意味ぐらい分かってるつもり。





「でも、ソファーじゃ休まりませんよ?」





私は、いてもたってもいれず起きがって、空さんの手を引っ張った。




「降参して下さいっ!!」





「うみの、分からずや〜 」





空さんは、私の布団に入って来る。




「朝まで、離してやんないから。」




「え?」

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