美味しいほっぺにくちづけて。
『妹みたいに、気になるって意味じゃないからな』




って・・・・




いったいどうゆう意味?






それからは、空さんは何も喋らなかったから、私も黙って隣を歩いた。



しゃべった方が良いかな・・・なんて、何回も自問自答しながら、隣を歩いた。



少し狭い道を通るため、背の高い空さんの背中を見ながら歩く。



少しクセっ毛なんだな・・・・とか、雨の日は大変そうだなぁとか、



靴のサイズ、大きいんだなぁとか、振り向いてくれないかなぁ・・・・とか、色々、考えていた。




いくつも元気をもらっている。




空さんがいなかったら、おばあちゃんのことでもっと落こんでいたであろう。







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