美味しいほっぺにくちづけて。
「私も空さんに何かを、あげれたらな・・・」
「ん?」
星空を見上げながら、呟く。空さんと私の声が響き渡っているように感じる。
「ほら、私。空さんにたくさんの元気をもらってるから、私も何かを、あげれたらなって思ったんです。」
空さんって私が落こんでると、必ず来てくれる。私の目の前に現れて、私に「光」をくれる。
「ヒーローみたい・・」
何、言ってるんですかね、とおちゃらけた私。
“ははは”と、戸惑う私は、空さんを見れずにただ地面ばかりを見ていた。
空さんが、前を向きながら呟く。
「小海には、もう貰ってる。」
「え?」
空さんは、ギターをケースにしまいながら、私に言う。
すこし、笑って。
「ドジなところとか、笑いをくれるだろ、小海は。見ていると、おもしろいよな、おまえは。」
“俺の、ツボだから”と、私を見てクスクスと笑う。
「そうゆうことですかっ!」
ぷくっーとしていると、空さんは、また下を向いた。その下を向いたときの睫毛と、私を見る瞳がキラキラしているように見えた。
「・・・・他の誰も持ってない笑顔、持ってるよな。」
私は、それを聞いて何も言えなかった。
なんて言って良いのか分からなかった。
どうしちゃった、私・・・
どうしちゃたのよ、私は!!
何故か心臓がバクバクと動き始め、空さんが私を見ると、ビクンとなった。
その日は、早く布団に入ったのに、中々眠れなかった。
「ん?」
星空を見上げながら、呟く。空さんと私の声が響き渡っているように感じる。
「ほら、私。空さんにたくさんの元気をもらってるから、私も何かを、あげれたらなって思ったんです。」
空さんって私が落こんでると、必ず来てくれる。私の目の前に現れて、私に「光」をくれる。
「ヒーローみたい・・」
何、言ってるんですかね、とおちゃらけた私。
“ははは”と、戸惑う私は、空さんを見れずにただ地面ばかりを見ていた。
空さんが、前を向きながら呟く。
「小海には、もう貰ってる。」
「え?」
空さんは、ギターをケースにしまいながら、私に言う。
すこし、笑って。
「ドジなところとか、笑いをくれるだろ、小海は。見ていると、おもしろいよな、おまえは。」
“俺の、ツボだから”と、私を見てクスクスと笑う。
「そうゆうことですかっ!」
ぷくっーとしていると、空さんは、また下を向いた。その下を向いたときの睫毛と、私を見る瞳がキラキラしているように見えた。
「・・・・他の誰も持ってない笑顔、持ってるよな。」
私は、それを聞いて何も言えなかった。
なんて言って良いのか分からなかった。
どうしちゃった、私・・・
どうしちゃたのよ、私は!!
何故か心臓がバクバクと動き始め、空さんが私を見ると、ビクンとなった。
その日は、早く布団に入ったのに、中々眠れなかった。