美味しいほっぺにくちづけて。
そして・・・・私は密かに気になっている人がいる。
・・・伊吹さん。
伊吹さんは、笑顔がすごく素敵で、優しくて・・・好きかもと思い始めて、約一年余り。
咲良さんもイケメンだけど、伊吹さんも空さんも類は友を呼ぶとゆうように、みんな男前。
確か、咲良さんと同い年だから、三十三歳!?
若いよ、めちゃくちゃ若い!
伊吹さんへの自分の気持ちに気づいたけど、告白は・・・見れるだけで満足してしまうんだよね。
「また、お待ちしてます〜!」
帰り際、大きな声で、二人に言うと伊吹さんと空さんは、微笑んで手を降ってくれた。
咲良さんの友達は結構、いろはに来てくれていて、私も自然と会話をするようになり、顔なじみになった。
なかでも、伊吹さんと空さんは結構、来たりするから、咲良さんともより深く仲が良いのだと思う。
「なに、ぼぉ〜としてんだよ。」
「あ、ごめん!」
ぶっきらぼうな声が私の背後から、聞こえて来た。