美味しいほっぺにくちづけて。
人は、死んだら何処へ行くのだろう・・・






それからとゆうもの、咲良さんに電話しておばあちゃんが、亡くなったことを伝えた。



咲良さんは、こっちは心配しなくて良いからと言ってくれて、お葬式までの四日間、休みを貰った。



七星祭り、無事に終えるといいな・・・
動物まんじゅうの、売れ域はどうだろう。たくさんの人が喜んでくれたら、いいな。



私たち家族は、おばあちゃんを見送る準備に、忙しく動いていた。
私も、手伝えることは、率先して手伝って、おばあちゃんのために最後のおばあちゃん孝行をしたいと思った。



「お化粧、してあげてね。」



「うん、する!」




お母さんに、おばあちゃんのお化粧を頼まれたから、綺麗に化粧をしてあげた。
おばあちゃんは、お化粧が好きだったから、最後にとびっきり綺麗にしてあげなくちゃね。


おばあちゃんには、幾つも手紙を書いて来た。
私が、上京しても手紙を書いた。


これが、最後のお手紙だね。
寂しいなぁ・・・



火葬の前日は、夜になっても布団に入ってもなかなか、眠れずに朝になってしまった。
一睡も眠れずに朝の七時になってしまった私は、仕方なく起きて、海には三分もあれば行けるから、海に行くことにした。
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