美味しいほっぺにくちづけて。
「うみ、どんな浴衣にした?」



「う〜んとねぇ、私はこれ!美玲は?」




美玲の部屋に向かうと、私たちは水分補給をして、化粧も浴衣用に直してから、早速浴衣の着つけた始めた。



私の浴衣は、淡い水色の下地に白い大きなお花や、小さいお花があしらわれている浴衣だ。お花の葉っぱも緑より少し濃くて、暑い夏には涼しくなれる浴衣だ。
帯は、紫。


子供っぽくなり過ぎずで、気に入っている。



美玲の浴衣は、淡いホワイト色の下地に、ほのかに赤い紅色のお花が幾つも、広がっていて、小さい葉っぱが可愛い浴衣で、大人っぽい美玲にピッタリだ。
帯は、黒!

浴衣って、風流で清々しい気持ちになる。




二人で、色々言いながら着て行く。


浴衣も、帯も着付けたところで、美玲のお母さんに仕上げを見てもらう。



自分的には、良く出来た。




「いいじゃない!二人とも上手に着付けられてるよ。べっぴんさんねぇ!!」



美玲のお母さんに褒められて少し照れくさくなった。




< 99 / 231 >

この作品をシェア

pagetop