大嫌いな社長に復讐を~子持ち家政婦の恋の行方は!?~修正済み。

その夜。あの男の自宅マンションで
夕食の準備をしていた。

家事は、今まで家政婦がやっていたのだろう。
色々と道具が揃っていた。

しばらくするとあの男が帰ってきた。

ゲッ!!
どうしよう…帰って来ちゃったわ!?

オロオロしているとリビングのドアが開いた」

「あ、えっと」

私は、慌てて背中を向けた。
だが美桜が

「おじちゃん。
おかーしゃい」

ニコニコしながら
あの男の所に寄って行ってしまった。

(ダメよ…美桜!?)

私は、慌てて見た。

「…メシの匂いがするな」

美桜を無視するかのように
背広を脱ぎ捨てソファーに座ってきた。

ちょっと、美桜がせっかく
挨拶をしたのに…失礼な男ね!?

ムスッとしながら料理を運んだ。

「へぇ~まずそうな料理になるか
もっと豪勢なもんになるかと思ったが
随分と庶民的な料理だな?」

ムカッ
庶民的な料理で悪かったわね。

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