大嫌いな社長に復讐を~子持ち家政婦の恋の行方は!?~修正済み。
「キャアッ!?」
ドサッと前に倒れ込んだ。
痛い……。
「お前…何やっているんだ?
まるでホラーみたいだぞ…」
「ママ…居たのよ」
髪が前に流れてしまい
その姿は、何処かのホラー映画みたいに
なってしまった。
「ウフフッ…気にしないで」
笑って誤魔化すが、すでに遅い。
起き上がるとアイツが美桜をおろし
こちらに近寄ってきた。
ちょっと近寄って来ないでよ!!
「ったく…熱があるんだから大人しく寝とけよ」
「だって…」
あんたが一緒だから余計に心配なのよ!
そうしたら
美桜が私にしがみついてきた。
「…ママ…」
「おっと、ダメよ…美桜。
風邪が移っちゃうから」
困っているとひょいとアイツが
美桜ごと私を抱き上げてきた。
「キャアッ!?
ちょ…ちょっと」