大嫌いな社長に復讐を~子持ち家政婦の恋の行方は!?~修正済み。
リビングに行くと仕事の打ち合わせをする
アイツと秘書の笹野。
「このデザインとこのデザインなら
どちらに致しましょうか?」
「うむ。そうだなぁ~女性受けを狙った
デザインにしたいしな」
「女性は、どちらが好むか分かりませんからね
やはり数人の女性社員に
選ばせた方がいいですかね?」
話し合いをしていると
美桜がアイツの膝元で
「美桜こっち
こっちがいいのよ」
指を指しながら言いだした。
「えっ…?
しかしですね…」
「あっちがキレーよ?
美桜あっちが好きよ」
美桜は、ブンブンと手を振るう。
「どうしますか?社長…」
「なるほど。子供の意見は、嘘が無い分
正直な意見が聞ける。
それにコイツは、やたらに勘がいいからな。
これも一理あるかもしれん」
考え込むアイツ。
「社長…」
「おじちゃん
あっちよ…おじちゃんも好き?」
美桜は、きょとんと見て聞いてきた。