大嫌いな社長に復讐を~子持ち家政婦の恋の行方は!?~修正済み。
「はぁっ?何でお前に遠慮しないと
ならないんだ。
大体いい加減に見慣れろ」
そう言い出した。
慣れろって…そんなの無茶苦茶よ!?
ってか、いい加減ってどういう意味よ?
「慣れるとかっていう問題ではないでしょ!?
大体あんたは、デリカシーっていう…」
そう言いかける前に
アイツは、私のおでこに手を当ててきた。
なっ!?
「熱はないな。
まぁ、これだけギャーギャーと
騒げるなら問題ないか」
しれっとそう言ってくる。
はぁっ!?
一方的にそんな事を言われると
ムカついてしまう。
失礼しちゃうわね!
ムスッとしていると
うるさかったせいか美桜が目を覚ましたようだ。
「むにゃ~ママ…?」
寝ぼけながら起き上がる。
「あら、起こしちゃった?
ごめんねぇ~美桜」
謝るとハッと目を覚ましたようですぐに
「ママ。美桜…起っきしたのよ!」
そう言いながら私に抱きついてきた。
「フフッおはよう…美桜」
私は、ニコッと微笑んだ。