大嫌いな社長に復讐を~子持ち家政婦の恋の行方は!?~修正済み。
奇妙な同居生活。
私は、渋々起き上がり
いつ起きてもいいように朝食の準備した。
フライパンで目玉焼きを作る。
ベーコンも一緒に焼いて
そうしたら
あの男が起きてきたようだ。
「…何だ、起きていたのか?」
眠そうにあくびをしながら入ってきた。
「…おはよう。ご飯食べて行くでしょ?
ウチは、朝洋食だけどそれでもいい?」
「あぁ…」
それだけ言うと
テーブルの方の席に着くアイツ。
「……。」
朝から顔を合わせないとならないし
複雑な気持ちになりながらも
ベーコンエッグ、トースト、ツナサラダと
スープをテーブルに置いた。
男は、そんな私を気にする事もなく
新聞を広げて淹れたコーヒーを飲んでいた。
さっさと食べて会社に行って欲しい。
どうもこの男がそばに居ると落ち着かない。
自分と美桜の分を作っていると
美桜の泣き声が聞こえてきた。
私は、慌てて部屋に行った。
ドアを開くと身体が小さいため
開けられなく半べそになっている美桜が居た。
「あら美桜。
おはよう…起きたのね」
そう言うと私にしがみついてきた。