大嫌いな社長に復讐を~子持ち家政婦の恋の行方は!?~修正済み。
「えっと…」
あっちに団体が居るけど、そこかしら?
そうすると清水君が私に気づいた。
「あ、こっち、こっち。一条院」
笑顔で手を振られる。
私は、手を振られた方に行くと
男女合わせてもかなり多かった。
よくこれだけ集めたわよね。
「久しぶり~一条院さん」
「久しぶり。昔も可愛かったけど
やっぱり美人だよなぁ~」
男性達が騒ぎ出した。
だが、女性の方は…
「本当に来たわよ?
誰よ…来る訳ないと言った人」
「よく来れる勇気あるわよねぇ~。
恥ずかしくないのかしら」
ヒソヒソと冷ややかな反応だった。
昔からそうだ。
異性の人気は、高かったけど
同性には、嫌われていた。
こうなるとは、覚悟をしていたけど
露骨にやられると腹が立つやら呆れるやら
「こっちに座りなよ?一条院」
清水君が隣に座らしてくれた。
「ありがとう…」
一言お礼を言い座ると女性達に睨まれた。