大嫌いな社長に復讐を~子持ち家政婦の恋の行方は!?~修正済み。
美桜。何で!?
あなたがココに?
ワケが分からなかったけど慌てて立ち上がった。
「美桜。ママは、こっちよ!?」
そう呼ぶと美桜は、私に気づいた。
「ママ。ママ見つけたのよ!」
嬉しそうに私に向かって駆け寄ってきた。
「あれは、君の娘さんだよね?」
清水君も驚いていた。
そんな言葉を無視して私は、
席を立ち美桜の所に行き抱き締めた。
何で?どうして?
「ママ~おむきゃえに来たのよ」
「美桜。一体誰と来たの?」
そう尋ねると美桜は、ニコッと微笑みながら
「お家のおじちゃん」とキッパリと応えた。
えっ?
美桜が来た方向を見ると
後からアイツが歩いてこちらに
向かって来るのが目に映った。
私の目の前に現れると
「帰りが遅いから迎えに来た。帰るぞ」
そう言ってきた。