大嫌いな社長に復讐を~子持ち家政婦の恋の行方は!?~修正済み。
お店の外に出るとアイツは、
さっさと前に歩いて行く。
「ちょっと、何であんたが迎えに来たのよ!?」
アイツは、止まると後ろを振り返りながら
「お前がちんたらしてるから
迎えに来ただけだ」
そう言ってきた。
迎えにって……まだ始まったばかりよ。
戸惑っていたらお店から清水君が出てきた。
「一条院!!」
「えっ?あ、清水君」
「えっと…その人は、誰だ?
君は、1人でこの子を育てているんだろ?」
それは…。
どう言ったらいいか戸惑っていると美桜が
「あ、外のおじちゃんだ!」
清水君を指差して言ってきた。
み、美桜……。
「ふ~ん。アイツが例の外のおじちゃんか…」
アイツがそう言いながら私の隣にきた。