大嫌いな社長に復讐を~子持ち家政婦の恋の行方は!?~修正済み。

お店の外に出るとアイツは、
さっさと前に歩いて行く。

「ちょっと、何であんたが迎えに来たのよ!?」

アイツは、止まると後ろを振り返りながら

「お前がちんたらしてるから
迎えに来ただけだ」

そう言ってきた。

迎えにって……まだ始まったばかりよ。

戸惑っていたらお店から清水君が出てきた。

「一条院!!」

「えっ?あ、清水君」

「えっと…その人は、誰だ?
君は、1人でこの子を育てているんだろ?」

それは…。
どう言ったらいいか戸惑っていると美桜が

「あ、外のおじちゃんだ!」

清水君を指差して言ってきた。

み、美桜……。

「ふ~ん。アイツが例の外のおじちゃんか…」

アイツがそう言いながら私の隣にきた。

< 252 / 281 >

この作品をシェア

pagetop