大嫌いな社長に復讐を~子持ち家政婦の恋の行方は!?~修正済み。
「はい。先日引っ越して来ました。
一条院です。この子が娘の美桜」
「まぁ、可愛らしい娘さんね。
ウチの娘と同い年ぐらいかしら?いくつ?」
フフッと微笑みながら言ってきた。
「今年の3月で2歳になりました」
「まぁ、やっぱり学年が一緒になるわね。
私の娘は、恵梨香と言うの。よろしくね」
そう言って気取ったように挨拶してきた。
「よろしくお願いします」
何とか挨拶が出来たけど…嫌な感じの人ね。
そうしたら
「ママ~美桜
おしゅにゃばで遊びたい」
グイグイと腕を引っ張ってきた。
「あ、はいはい。
いいわよ~遊んでいらっしゃい」
手を離し許可を出すと
嬉しそうに砂場に行ってしまう。
そこで仲のいい子が出来るといいけど
そう思っていると
「あらあら。砂場で遊んだら
せっかくのお洋服が汚れない?
だけど見た事がない服よね?
可愛らしい服だけど…どこのブランドかしら?」
そう嫌味っぽく尋ねてきた。
「ブランドではないです。
私の手作りなので……」
「えっ?手作りなの!?
嘘~見えな~い 」
他のママ達が驚かれた。