大嫌いな社長に復讐を~子持ち家政婦の恋の行方は!?~修正済み。

ムカッとした。
さっきから安物だの何なの…うるさいわね。

「そんな事ありませんわ。
よく習いに行っていた有名な裁縫の先生に
褒められましたから。
センスがあるし、腕がいいって」

フフッと言い返した。

バチバチと火花が飛ぶ。

負けないわよ!

「私の服も娘の恵梨香の服も全て
有名デザイナーがデザインした服なの。
その違いが分かって?」

「まぁ、道理で見た事があると思いましたわ。
でも、そのカバン偽物でしてよ? 」

バッサリと指摘する。

本物のブランドなら私の方が目利きがいいのよ!
伊達に金持ちをやっていた訳ではないわ。

「な、何ですって!?
これのどこが、偽物だと言うのよ?」

「まぁ、気づかなかったの?
私。同じブランドをいくつか持っていますけど
すぐに分かりましたわ。
何たって質やデザインが微妙に違いますから」

さらに追い討ちをかける。
そうしたら

「び、貧乏人のくせに生意気だわ!?
もういいわ…だからセンスが分からない人と
話したくないのよ!」

キレて行ってしまった。

他のママ達も慌てて
その西村という人を追いかけて行ってしまう。

ポツンと取り残されてしまった。

あら…?
まさか、またやってしまったのかしら?

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