大嫌いな社長に復讐を~子持ち家政婦の恋の行方は!?~修正済み。
仲間が出来ると、とても心強かった。
これからの生活の支えになるだろう。
すみれと雷輝君と別れた後
私は、買い物をして自宅に帰った。
その夜
私は、美桜を寝かしつけた後
また遅くまで美桜の服を作っていた。
仮縫いをしているとあの男が帰ってきた。
リビングに入ってくる。
「何だ…まだ起きていたのか?」
リビングに入るなりそう言ってきた。
「…お帰りなさい。
えぇ、まだ完成していないもの」
そう言いながら縫い続けた。
「ふ~ん。」
それだけ言うとキッチンに向かうあの男。
そして、コップを取り出し
水道水を入れると飲み出した。
こんなに夜遅くまで仕事?
主人も帰りが遅い人だったけど
ちゃんとご飯食べてきたのかしら?
ハッ!!
何言っているのよ!?
アイツが何を食べようが食べないが
知ったことではないわ。
むしろ何処かで食べてくれた方が助かるし。
そう自分に言い聞かせた。
だけど、そう言いながら
つい…アイツの分も余分に作ってしまっていた。
もしかして
食べずに働いてきたのかと思い。