大嫌いな社長に復讐を~子持ち家政婦の恋の行方は!?~修正済み。

美桜のお手伝い。


えっ!?

さっきまで忘れていたのに。

「ママ。おふりょ~ 」

「はいはい。ちょっと待っててね。
すぐ片付けるから」

急いで食器を洗った。

お風呂を済ませると
美桜の髪を乾かし歯磨きをさせる。

そして、トイレに行かせて
寝かしつけようと絵本を読んであげていた。

そうしたら

「美桜ねぇ~おじちゃん好きよ?」

突然そんな事を言ってきた。

「あら、そうなの?
でもおじちゃん冷たくな~い?」

「じぇんじぇん」

ドキッパリと否定する我が娘。

あら…そう。

困ったものね。
人懐っこいのは、いい事だけど
さすがにアイツに懐つくとは……。

「ママは、おじちゃん好き?」

はい!?

「ママは…ちょっと、どうかしら」

まさかの質問に戸惑ってしまった。

「ママ…おじちゃん…好き…なりゅと…いいね」

そう言いながら美桜は、
スヤスヤと眠り始めた。

< 55 / 281 >

この作品をシェア

pagetop