大嫌いな社長に復讐を~子持ち家政婦の恋の行方は!?~修正済み。
「どうするのですか?社長」
「…なるほどな。
なら、今すぐに自宅の荷物をまとめて家に来い。
お前には、住み込み家政婦として雇ってやる」
えっ?
家政婦…!?
頭を上げて山城直輝を見た。
「家政婦…?」
「丁度働いていた家政婦が不祥事をして
辞めさせた所だ。
大して期待は、していないが
まぁ雇ってやらん事もない」
私が、この男の家に住み込むで
家政婦として働けって事よね…?これって
えぇっ!?
ってか、何で復讐相手と
同居しないとならないのよ!!?
嫌よ…そんなの。
「もちろん嫌だと言わないよな?
お前…働きたいのだろ?」
不敵に笑みをこぼしながら言ってきた。
コイツ…鬼!?
それとも悪魔なの?
絶対嫌っ!!
死んでも夫や家族の敵のコイツの家に
住むなんて絶対に嫌よ!
だけど土下座までして貰った仕事を
棒に振る事が出来なかった。
悔しい…凄く悔しい。