大嫌いな社長に復讐を~子持ち家政婦の恋の行方は!?~修正済み。

しばらくするといい匂いがしてくる。
そうしたら

「何だか甘い匂いがするな…」

アイツがその匂いに釣られて
キッチンに入ってきた。

ゲッ!!

入って来ないでよ…邪魔だから

「美桜もいっちょにおてちゅだいしたのよ。
クッキーしゃん焼いたのよ」

そう言いながらあの男に教えた。

「ふ~ん。クッキーねぇ~」

そう言って美桜と一緒にオーブンを上から
見下ろしていた。

だから、邪魔だって…あんたが居ると
何よ?文句でも言いたい訳!?

「あんた仕事は、いいの?
秘書の笹野さんは?」

「すでに帰った。
お前らがこれを作っている最中に
気づかなかったのか?」

「知らないわよ!
あんた達の事を見てる訳ではないし」

全く気づかなかったわ。

「まぁいい。
それよりコーヒー淹れてくれ」

それだけ言うとさっさとキッチンから
出て行きソファーに座った。

はぁっ!?
自分で淹れなさいよ!?

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