大嫌いな社長に復讐を~子持ち家政婦の恋の行方は!?~修正済み。
「キャアッ!!」
美桜は、ぴょんぴょんと
飛び跳ねながら喜んでいた。
私は、それを見ながら動揺してしまう。
言えるじゃない。
美味しいって…。
まさかの返答に戸惑ってしまう。
美桜は、トコトコとこちらに駆け寄ってきて
「ママ。おじちゃんおいちぃって…良かったね」
そう言ってきた。
えっ…?
「美桜…」
「おじちゃん…おいちぃってニコニコ。
ママもニコニコ」
そう言って笑顔を見せた。
美桜ったらもしかして私のために?
あんな事をしたの?
娘の行動に驚かされてしまった。
そうしたら
あの男がこちらに歩いてきた。
えっ!?
な、何よ?こちらに来て
「もう…無いのか?クッキー」
「えっ?
クッキーは…」
チラッとテーブルに置いてあるクッキーを見る。
「ありゅよ~たくちゃん。
まだ焼いてんの」
美桜が詳しく説明する。