大嫌いな社長に復讐を~子持ち家政婦の恋の行方は!?~修正済み。

「ふ~ん。
なら、茶でもするか…」

そう呟きソファーに戻ってしまった。

茶って…ちょっと!?
あんたも食べる気?

「キャアッ!!
お茶しゅるの~」

美桜は、上機嫌でぴょんぴょん跳ねた。

「……。」

動揺してしまう。
お茶と言われても…どうしろと?

結局3人でお茶をする事になってしまった。
何とも気まずい雰囲気だ。

アイツは、黙ってコーヒーを飲んでいる。
美桜は、クッキーを美味しそうに食べているけど

私も一口食べる。

うん。なかなか上手く出来たわ。
サクサクだし…。

「おい、今度の日曜日に空けておけ」

突然、アイツがそんな事を言ってきた。

「えっ?
何で…日曜日に」

そうすると

「その日に大きな取引先主催のパーティーがある。
お前もコイツを連れて出席しろ!」

出席しろって…。

「何で私があんたが行くパーティーに
出席しないとならないのよ?
もう私…関係無いじゃない」

社長夫人でも何でも無くなったのに…。

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