大嫌いな社長に復讐を~子持ち家政婦の恋の行方は!?~修正済み。
「あ、それより日にちが無いわ!?
美桜のドレス作りも急がなくちゃあ~」
もう。もっと早く言ってよ~間に合わないじゃない。
結局。自分のドレス探しをそこそこに
美桜のドレス作りを優先させた。
だって娘には、
可愛いドレスを着せてあげたい。
徹夜続きで、何とか日曜日までには、
美桜のドレスを完成させた。
飛びっきり可愛いピンクでレースの付いた
可愛いのを。
眠い……。
さすがに徹夜続きは、キツいわね。
美桜と一緒にウトウトとお昼寝をしてしまう。
「おい。起きろ。手がけるぞ!」
ハッ!!
慌てて私は、目を覚ました。
「出かけるって…まだ行くのには
早いじゃない?
少しぐらいは、寝かせてよ…」
あんたのせいで寝不足なのよ…こっちは。
「ダメだ。さっさと支度しろ。
置いて行くぞ!」
そう言うと部屋から出て行く。
はぁっ!?
何という勝手なヤツよ!
くぅ~ぶん殴ってやりたい。
だが眠いせいか…そんな体力もない。