大嫌いな社長に復讐を~子持ち家政婦の恋の行方は!?~修正済み。
「ママ…」
ギュッと私に抱き付いてきた。
よしよしとあやしながら
服に着替えさせ髪を結ってあげた。
そして、リビングに戻り
朝食作りを再開させた。
しかし、作ってる時も出来て
食べてる時も変に意識をしてしまい
気まずいままだ。
『……。』
お互い沈黙が続く。
いや。元からまともな
会話してきた訳ではないけどさ
だけど
さすがに、あの夜の後だと
どう接したらいいか分からないし
アイツは、アイツで何も言ってくれないし
何なのよ……。
腹を立てていると美桜が
「ママとおじちゃん…何か変よ」
そうツッコんできた。
ギクッ!!
「美桜…ママは、変ではないわよ?」
ニコッと微笑んだ。
「はぁっ?ってか…コイツが変なのは、
知っているが俺が変なのは違うだろ?」
何ですって!?
ジロッとアイツを睨みつけた。
だが
「どっちぃも変よ?
ママもおじちゃんも変」
ドキッパリと言われてしまう。