もういいんだよ…。



すると、


「あのさ、私の存在忘れてなーい?」


と、有紗がニヤニヤした顔で見てきた。


「でも、梨杏には…」


と、有紗が言葉を続けようとした時、


「俺、明日ロシアまで飛ばすから筋トレしてくるわ。じゃあね梨杏さん。有紗さんは明日よろしく。」


と席を立った。





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