もういいんだよ…。



仕方が無いから、


「分かりました。」


そう言った。


俺はそいつの腕を掴みそいつは俺の腕にしがみつく。


電車を乗り換える時、


「りぃくせぇんぱぁ〜い。」


俺の名前を呼ぶこのアホな女が馬鹿らしくなり笑ってしまった。


俺何してんだよ。


梨杏は無事に家着いたのかな?


ちゃんと、飯食ったのかな?


俺は梨杏の方が心配だった。




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