未来へ
「はいっ!」
私は何だろう?っと思いながら、先生の元へ行く。
「お父さんが…!?」
私はわけが、わからず先生の顔を不思議そうに覗き込んだ。
「お父さんが、どうかしたんですか?」
先生の表情は、けわしい。
「事故で…なくなったって…」
え!? どういうこと!?
私は学校を飛び出して、家へ走った
「ただいま…ねぇ、お母さん、お父さんが事故にあったって…」
シーンと静まりかえった部屋。
私は、涙が止まらなかった。
ねぇ誰か!嘘っていってよ!お父さんを返してよ!ねぇ!だーれーか!泣
悔しくて、悲しくて、虚しくて、苦しくて、たまらない。
今までの、幸せとか、楽しい家庭とか、全てが、消え去る瞬間だった。