はるのリベンジ





そして、数日後、合同練習。


梅ちゃんは、三番隊と、土方さんの小姓で忙しなく動いている。


その時、武田隊の奴らが、梅ちゃんに近付く。


沖田「アイツ等、また・・・。」



私が、止めようとした瞬間、梅ちゃんは、土方さんを道連れにして、池に落ちていった。




梅之助「すすすすいません!!!わざとじゃ・・・って土方副長、水も滴るいい男!」


って、冗談を言ってる。

土方「うるさいわっ!」



梅之助「すいませんっ!」


土方さんはどうでも良いけど、池に落ちてまで、二人の仲の良さを見せつけられてるみたいで、ムカつく。


梅ちゃんを押した奴は、土方さんも、巻き込んでしまって、青ざめて、人の影に隠れていた。


すると、梅ちゃんは、土方さんに、何か頼んでいた。



梅之助「土方副長!お願いがあります!」



土方「何だよ?」




梅之助「剣術の隊対抗の総当たり戦をしたいです!優勝の隊には、局長と副長より、何か下さい!」


土方「はぁ?何で、俺らが・・・。でも・・・。良いぜ。面白いじゃねぇか。」


梅之助「ありがとうございます!」




剣術の総当たり戦・・・。


面白いね・・・。



梅ちゃんにしたことアイツ等にわからせてあげないとね。



私は黒い笑みを浮かべた。



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