はるのリベンジ
そして、次の日、講義を終えた部屋に顔を出す。
すると・・・。
沖田「う゛・・・。」
二人の光景を前に、変な声が出た。
抱き合ってる。
すると、その声に、気付いた藤堂君が、
藤堂「あ!沖田さん!良いところに!ちょっと、代わって!俺、雪隠に行きたくて!」
沖田「代わる?」
近付いて隣に腰を下ろすと、
「はい。」と言われ、梅ちゃんを、自分から、剥がして、私にくっつけてきた。
すると、梅ちゃんは、ギュッと、私の背中に腕を回して、気持ちよさそうに眠ってる。
私は、何が何だかわからず、藤堂君を見た。
藤堂「後で説明します!」
そのまま、走って行ってしまう。
私の体が、懐かしい柔らかさと匂いに包まれる。
私は、抱きしめ返す。
すると、私の肩に、梅ちゃんは、スリスリと顔を寄せてきた。
心の臓はこれでもかというくらい速く打つ。
しばらくすると、藤堂君が帰ってきた。