はるのリベンジ
次の日、朝起きると、はるがいない。
東行「あれ?・・・昨日、はるとまぐあった・・・よな?夢だったのか?」
しばらくすると、はるが戻って来た。
夢じゃなかった・・・。俺は、安堵する。
俺は、夢じゃないことを、実感したくて、はるを抱いた。
しばらくして、四国に身を隠す。
はるは、もっと、強くなると言う。
どこまでもバカな奴だ。
おなごとして、幸せになれば良いものを・・・。
俺は、四国にきて燕石殿と討論をしたり、亡くなった同志を想い詩を詠んでいた。
松陰先生、稔麿、久坂・・・。他にも亡くなった同志達・・・。
俺は、何故、生きてる?皆、志を高く持ち、死んでいった・・・。
生きていることが恥ずべき事に思えてくる。
そんなときに、はるが言った。
はる「先生・・・。先生には、やるべき事がきっと残っているんです。だから、生かされてる。先生でないと出来ない何かがあるから、先生は・・・。」
東行「あぁ。そうだな。」
俺には、まだやるべきことがある・・・か・・・。