はるのリベンジ




次の日、朝起きると、はるがいない。




東行「あれ?・・・昨日、はるとまぐあった・・・よな?夢だったのか?」




しばらくすると、はるが戻って来た。



夢じゃなかった・・・。俺は、安堵する。




俺は、夢じゃないことを、実感したくて、はるを抱いた。





しばらくして、四国に身を隠す。


はるは、もっと、強くなると言う。


どこまでもバカな奴だ。



おなごとして、幸せになれば良いものを・・・。



俺は、四国にきて燕石殿と討論をしたり、亡くなった同志を想い詩を詠んでいた。




松陰先生、稔麿、久坂・・・。他にも亡くなった同志達・・・。



俺は、何故、生きてる?皆、志を高く持ち、死んでいった・・・。



生きていることが恥ずべき事に思えてくる。




そんなときに、はるが言った。




はる「先生・・・。先生には、やるべき事がきっと残っているんです。だから、生かされてる。先生でないと出来ない何かがあるから、先生は・・・。」

東行「あぁ。そうだな。」




俺には、まだやるべきことがある・・・か・・・。



< 191 / 262 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop