はるのリベンジ




小屋へ行くとなんと、武五郎様と朱音がいた。



はる「え?」



武五郎「あ!おはるちゃん。実は、朱音を見受けして夫婦になった。」



はる「えぇ!?夫婦!?」



早くないですか!?

でも、二人は幸せそうだった。



そして、部屋はこのまま住むという。





私は、二人に別れを告げて、東行先生のお墓へ行った。




はる「東行先生・・・。私、沖田組長についていきます。あのお方が、私の心を救ってくれました。東行先生の遺言通り、心が動かされた沖田組長と一緒に運命を共にします。もう、ここには来れないかもしれません。しかも、今から、佐幕派に入るなんて、バカですよね?ハハハッ。」



私は先生のお墓の後に、松陰先生のお墓へも行った。



はる「松陰先生。幕府は落ちます。松陰先生の教え子の高杉様は病の末、旅立たれました。もう、会われましたか?」




松陰先生のお墓を後にして、私は、白石様と入江様に預けていたお金を取りに行った。




はる「よし!行くか・・・。」




私は、その足で、長崎へ行く。





最新式の銃と弾丸を買えるだけ買った。





はる「では、お願いします。」



坂本「おぅ。任しとき!」




本当は、こちら側に売りたくないというが、事情を話して、白石様と海援隊の坂本様を介して、京都まで運んでもらう手筈を取った。



坂本様は、東行先生と会ったことがあり、上海からの銃を貰ったらしい。





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