はるのリベンジ
そして、私は、京に戻る。
そして、父の墓に行く。
はる「父上。戻ってきてしまいました。長州の家は、優しそうな方が住んでいました。父上が仰っていた、本当に良いのかという意味がわかりました。私は、東行先生という大事なお方が出来たのです。でも・・・。もういません。先生の遺言で心が動いた方と一緒にいます。沖田組長が、私の心を救ってくれました。彼のため、この命を使います。」
次に訪れたのは、御陵衛士の屯所だった。
はる「すみません!」
藤堂「あ!梅!」
そう。藤堂組長と、斎藤組長に会うためだ。
あの後、新選組は、分離し、藤堂組長と斎藤組長が、御陵衛士に入隊したと聞いた。
しかも、新選組に入ると、御陵衛士と交流してはいけないと聞き、新選組に入隊する前に会いに来た。
はる「お久しぶりです。藤堂組長!お元気でしたか?」
藤堂「あぁ。変わりないよ。梅は?」
はる「はい!おかげさまで何とか。あ!斎藤組長!」
斎藤「元気そうで良かった。」
はる「はい。」
そして・・・。
伊東「お久しぶりですね。」
はる「お久しぶりです。」
そして、部屋に上げられる。
伊東「あなたもバカですね。もう、幕府は、終わりです。あなたも御陵衛士に入られては?」
はる「私は、沖田組長についていきますので。もし、私が欲しいのなら、沖田組長を引き込んで下さい。」
伊東「あの人は、無理です。近藤の犬だ。」
はる「あなたのような軽薄な方とは違います。」
伊東「あなたも、変わらない。尻軽さん?」
斬ってやろうかしら?
そして、藤堂組長と、斎藤組長に別れを告げて、新選組に入った。