はるのリベンジ

少し遅めの夕餉と風呂を済ませて、部屋にいた。



私は、おはるちゃんと本当に夫婦になっていいのかな。甘えても良いのだろうか。そんな事を考えてると、いつの間にか、おはるちゃんが、帰ってきていた。



はる「沖田組長？」


声をかけられて、慌てて、おはるちゃんを見ると、髪が濡れている。



沖田「髪の毛濡れてるよ～。拭いてあげる。」



手拭いで拭いてると、本当に良いのかという気持ちになる。



すると、おはるちゃんが、質問した。




はる「沖田組長・・・。近藤局長とか、土方副長には、どうするんですか？私から・・・。」



沖田「言うなっ！」




思わず、声を荒げてしまった。



はる「でも・・・。このままでは、いずれ隊務に支障が出ます。」



沖田「私は、近藤先生の為にここまで来た。お役に立てれる間は、寝てなんていられない！梅ちゃんなら、わかるよね？」



私の気持ちを素直に言った。そうしたらわかってくれたようだ。




はる「では、私が、判断させてもらってもいいですか？これ以上は、ダメだと判断したら、局長達に言います。」


沖田「わかった。」




色々な気持ちを紛らわすかのように、彼女を抱きしめると心が落ち着いた。