はるのリベンジ
「あのっ!」
体を揺さぶられ、耳元で大声を出されて驚いて、飛び起きる。
辺りを見渡し、女を見ると、汗だくで、立っていた。
引いて戻ってきたのか。
俺は、その場から、立ち去った。
あの女が、どうなろうと関係ない。
まぁ、壬生狼の所へ行ったら、手込めにされるのは間違いないだろう。
俺は、宿で酒を煽る。
なんか、気になる。女が、壬生狼の奴らに、ヤられているのを想像すると、面白くない。
東行「くそっ。何で、俺が・・・。」
壬生狼の屯所に行くと、やっぱり、あの女が、意気込んで、乗り込もうとしていた。
真っ向勝負かよ・・・。はぁ。コイツはバカだ。