はるのリベンジ
総司様と、一緒に千駄ヶ谷の平五郎様宅に戻ることとなった。
少し、気分の良いときに、庭を散歩した。
沖田「ねぇ・・・。おはる。聞いて欲しい事がある。」
はる「何ですか?」
沖田「あのね。私がいなくなったら・・・。」
はる「え?何で、そんな事、言うのですか?」
沖田「あのね。おはる・・・。高杉と同じ事を言う事になるんだけど・・・。」
沖田組長は、私を抱きしめた。
はる「はい?」
沖田「尼さんにならないで・・・。私がいなくなっても、死なないで・・・。」
はる「総司様・・・。」
沖田「って・・・。そこまで・・・。ゲホゲホ・・・。想ってないよってね・・・。」
少し寂しそうに言う総司様・・・。
私は今の自分の気持ちを確認する。
私は、ギュッと総司様を抱きしめた。
はる「私は・・・。総司様を愛しています。」
沖田「え?」
はる「愛しています。総司様・・・。」
沖田「本当?」
はる「はい。総司様。」
沖田「ありがとう・・・。私も愛して・・・っ。愛してる・・・。」
私達は、何度も口付けを交わした。時折、咳に邪魔をされながら・・・。