はるのリベンジ






20××年、4月。




村石 遥。私は、今日から、私立高校の高校生になった。



何故か、この高校が気になって受験した。



遥「今日から、高校生!部活して、勉強して、恋愛もするぞ!」



門を抜けて、入学式を終えて、色々な部活の人達が、新入生を勧誘している。



遥「料理部とか、天体観測部・・・。へぇ・・・。痛っ」



誰かにぶつかった。



遥「すみません。」




「痛ってぇな・・・。オイ!お前。」


遥「え?」


目の前には・・・。3人の男子。



「この子にしようよ!」


「あぁ?コイツ、明らか運動オンチっぽいけど。」


「ええやん。初心者!皆で、教えてあげたら。」



なんか、話が進んでる?



遥「失礼します。」





ヤバそうだ。逃げよう。




すると、腕を、掴まれる。




「待て。お前の名前とクラス教えろ。制服によだれが付いた。」



遥「すみません!えっと1-Eの村石 遥です。えっと、クリーニング・・・。」



高杉「ふーん。俺は、2-Aの高杉 晋作。」


沖田「僕は、晋ちゃんと同じクラスの沖田 総司。」



山崎「俺は、2-Aこの二人と同じクラスの山崎 丞。」



A組?この人達、特進の人?頭良いんだ。でも、どっかで聞いた名前。


土方「俺は、1-Aの土方 歳三。」


遥「どっかで聞いたと思ったら、幕末だ!」



土方「それを言うな!」


沖田「歳って、としぞうっていうから恥ずかしがってるの。気にしないで?」




高杉「出来たぞ。」



山崎「オッケー。んなら出しとくわ。遥ちゃん、明日から、よろしく!」



遥「何がですか?」



沖田「剣道同好会!入部ありがとう!」



遥「いやいや!私は、料理部に・・・。」



高杉「お前・・・。E組ってことは、頭、悪いんだろ?剣道同好会に入ったら勉強も教えてやる。」


遥「えーっと・・・。ひ、土方君も・・・。」



土方「コイツ等とは、幼なじみ。」


確かに・・・。入試もギリギリ。このままでは、留年も・・・。って、入学式から何で弱気になってるのよ!私!




遥「あの・・・。その同好会は、週何回ですか?料理部と掛け持ちで・・・。」


土方「はぁ!?お前なぁ・・・。毎日稽古しなきゃ意味ねぇだろうが。」


高杉「確かに・・・。」



沖田「でも、この子、絶対に欲しい!雑用とかでもいいじゃない?」



山崎「総ちゃんは女除けやろ?でも、この子、騙しやすいと思うけど・・・。」



高杉・土方「入部決定!」




遥「え・・・?騙しやすいって?」



高杉「お前は、何も考えなくて良い。」





これから、大変な高校生活が始まる予感です・・・。






       ー終ー



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