はるのリベンジ




もうやだ。一日も経ってないけど、もうやだ。私は、早速、後悔している。



はる「沖田助勤!ダメですって!」


沖田「大丈夫だって。」


ここは、土方副長の部屋。沖田助勤は、ここで、悪戯を仕掛けている。


それを、私は、片っ端から片付けている。


はる「土方副長に怒られますって!」



沖田「梅ちゃん、解ってないなぁ~。怒られるかどうか、ではなくて、その後、どう、おちょくるかでしょ!?」


え・・・。それが当たり前なの?私がおかしいの?いやいや、この人がおかしいんだよね?



そんな事を考えていると、



沖田「さぁ!出来た!見廻り行こう!」


はる「しまった!ボーッとして、仕掛け見逃した!ひ、土方副長に報告っ!」


沖田「そんな時間、もう無いよ?皆、待ってるし。」



はる「土方副長!!気をつけてくだっ!」



口元に手を置かれてズルズルと門まで引きずられていく。





< 43 / 262 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop