はるのリベンジ
次の日。
武五郎様と神社へお詣りに行く。
その帰りに河辺で腰を下ろす。
すると、武五郎様は、私の手を握る。
そして、抱き寄せられた。
その手は、少し、震えている。
少し、緩められた腕から、武五郎様を見つめると、武五郎様は、私の唇をなぞる。
武五郎「婚礼の時に接吻したいね・・・。」
はる「は・・・。はい・・・。」
恥ずかしい。
武五郎様の事情を知っている檀家さんは、私達の事を応援してくれて、私の他の殿方との夜這いを無くしてくれていた。