はるのリベンジ




そして、大坂から、山崎さんが、帰ってきた。



はる「お帰りなさい。」


山崎「ただいま。」


山崎さんは、ポンと私の頭に、手を置く。そして、ニヤリと笑い、小声で、



山崎「沖田助勤の色小姓になったらしいやん。」


と、言ってきた。


はる「違います!沖田助勤の色小姓に手を出すバカはいないでしょう?だから、そういう事にしてるだけです!」


山崎「その割に、どこでもイチャついてるって聞いたで?」


はる「はぁ・・・。山崎さんは、読売よりタチが悪いですね。」


山崎「まぁ、久しぶりに帰ってきたしな。」


そう言って、お互いの密偵報告をする。


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